大事な話は、|家よりスタバで。

「何を考えているの?」
「あなたはどう思っているの?」

相手の気持ちが分からず、つい確かめたくなることはありませんか。その言葉の奥には、「同じ気持ちでいてほしい」「安心したい」という思いがあるのでしょう。

でも、返ってきた答えが期待と違うと、気持ちを確かめるはずの会話が、いつの間にか論争になってしまう。夫婦の相談では、そんなお話をよく伺います。

家では、少し間抜けでもいい

仕事や職場で気を使い、人付き合いに気を配る。子どもたちも学校で、それぞれ頑張っています。

だから家では、ぼーっとしていてもいい。立派な考えを語れなくても、少し間抜けな顔をしていてもいい。家は、気を張らずに過ごせる場所であってほしいのです。

くつろいでいるときに、突然「どう考えているの?」と深い答えを求められると、うまく言葉が出ないこともあります。それだけで、相手への関心がないとは限りません。

話したいことは、先に約束する

ひだまりがお勧めしているのは、込み入った話をするときには、場所と時間を変えることです。

「週末、少し時間を作ってくれる? スタバでも行こうよ。聞いてほしい話があるんだ」

こう伝えておけば、相手も「そうか、話を聞く時間なんだな」と準備して出かけられます。

カフェやファミレスでは、人の目もあり、家のように声を荒らげにくい。いつもと違う場所に座ることで、自分の気持ちも整理しやすくなります。

話をする場所と、安らぐ場所

話し合いは、同じ答えを言わせるためではなく、お互いの考えを知るための時間です。

家で話してはいけない、ということではありません。ただ、繰り返しぶつかる話題なら、一度外へ持ち出してみる。

話し終えたら、お茶を楽しみ、帰り道は少し並んで歩く。手や腕を組んで帰れたら、なおいいですね。

大事な話は外で、家ではほっとする。そんな使い分けも、夫婦が心地よく暮らすための一つの工夫です。

大阪ひだまり夫婦相談室