夫婦関係の考え方・
向き合い方
10のQ&A

夫婦の価値観やコミュニケーションなど、
関係の考え方・向き合い方にお答えします。
お二人に合った関わり方を、一緒に考えていきましょう。

- 相手は変わってくれるのでしょうか?
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相手がこちらの期待どおりに変わってくれるとは限りません。
だから大阪ひだまり夫婦相談室では、まず自分自身の考え方や、相手との関わり方を整えることを大切にしています。
自分の考え方や行動が変わることで、会話の仕方、二人の距離感、依存の仕方などが変わり、結果として夫婦関係そのものが変化することがあります。
目標は「相手を変えること」ではありません。
自分が変わることで、これからの自分の選択肢を増やしていくことです。
夫婦関係を改善するにしても、別々の道を歩むにしても、相手に依存するのではなく、自分で考え、自分で選べるようになる。
そこを大切にしています。
- 自分を変えることが大事って、本当ですか?
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「自分を変える」と言っても、自分自身を否定したり、まったく違う人間になったりすることではありません。
あなたには今のままで素晴らしいところ、良いところがたくさんあります。
ただ、今とても疲れていたり苦しんでいるのであれば、本来の自分らしくない考え方や言葉、行動が出ていたり、今の状況ではうまく機能していない部分があるのかもしれません。
そこだけを少しずつ整えていけばいいのです。
目指したいのは、
「今の自分、けっこう好きだな」
と思えるような、自分自身がお気に入りになる状態です。自分に自信を持ち、自分を大切にできるようになると、夫婦関係の見え方も変わってきます。
そして、
「この夫婦関係を、自分はこれからどうしたいのか」
を、自分自身の気持ちから考えられるようになります。私たちは、そこまで一緒に歩んでいきたいと思っています。
- うまくいく夫婦には、何か共通点がありますか?
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あります。
一つは、夫婦の間で自然な「ギブ・アンド・テイク」ができていることです。
たとえば妻が夫に優しくする。
夫はそれをうれしいと感じ、今度は妻が喜ぶ言葉や行動を返す。こうした思いやりの循環がある夫婦は、関係が安定しやすくなります。
反対に、一方だけが与え続け、もう一方が受け取るばかりの「ギバーとテイカー」の関係になると、いずれ与える側が疲れてしまいます。
もう一つ大切なのは、相手の言葉や行動を、できるだけ善意の方向から受け止めることです。
同じ一言でも、「悪気はなかったんだろう」と受け止めるのか、「また嫌なことを言われた」と受け止めるのかで、その後の関係は変わります。
相手をずっと「対立する相手」として見続けないこと。
大阪ひだまり夫婦相談室では、二人の間でどんなやり取りが起きているのかを整理し、思いやりが自然に循環する関係を一緒に考えていきます。
- 夫婦は、何でも話し合える関係の方がいいのでしょうか?
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「何でも話し合える夫婦が理想」と考える方は多いと思います。
もちろん話し合うことは大切ですが、大切な話ほど、相手の状態やタイミングを見ながら話すことが重要です。
たとえば、夫が仕事から疲れて帰ってきた瞬間に妻が不満を一気に話し始める。
反対に、妻が家事や子育てで手いっぱいのときに、夫から突然「話がある」と言われる。
これでは、相手も話を受け止める準備ができていません。
「今度の土曜日、少し時間を取って話したいことがあるんだけど」と事前に伝え、ファミリーレストランやカフェなど、落ち着いて話せる場所を作ることも一つです。
夫婦にはそれぞれ性格や考え方があります。
何でも話さなければいけないのではなく、相手の個性やタイミングを尊重しながら、必要なことを必要なときに話せることが大切です。
カウンセリングでは、伝え方や話す場の作り方についても一緒に考えていきます。
- 夫婦喧嘩は、しない方がいいのでしょうか?
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昔から「喧嘩するほど仲がいい」と言いますが、本当に関係の良い夫婦ほど、激しい夫婦喧嘩は少ない傾向があります。
お互いへの理解や共感があれば、感情を爆発させなければ伝わらない状況そのものが少なくなるからです。
感情的になったときに口にした言葉は、後になっても相手の心に残ります。
ですから、「喧嘩して本音を言えばいい」と考える必要はありません。
目指したいのは、
「最近、夫婦喧嘩をしなくなったね」
と言える関係です。また、子どもの前で夫婦喧嘩が繰り返されると、「この家はどうなるんだろう」「お父さんやお母さんがいなくなるのでは」と不安を感じることもあります。
ただ喧嘩を我慢するのではなく、喧嘩になりにくい伝え方、感情が大きくなる前の対応、話し合うタイミングなどがあります。
大阪ひだまり夫婦相談室では、そうした具体的な方法もカウンセリングの中でお伝えしていきます。
- 相手に期待しすぎるのは、よくないことですか?
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「期待しすぎる」のであれば、やはり負担になることがあります。
ただし、相手に何も期待しない夫婦が良いということでもありません。
人には「認めてもらいたい」「相手の期待に応えたい」という気持ちがあります。
適度な期待は、相手にとって励みになることもあります。
大切なのは、それがプレッシャーにならない伝え方です。
まず、相手がすでにしてくれていることや努力を認める。
そのうえで、
「いつもありがとう。そのうえで、こうしてもらえるとうれしいな」
と伝える。
夫婦でも子どもでも、期待そのものより「どう伝えるか」が大切です。
カウンセリングでは、相手に負担をかけすぎず、自分の気持ちもきちんと伝える方法を一緒に考えていきます。
- 夫婦の価値観が違うのは、問題なのでしょうか?
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よく「価値観が合う・合わない」「性格の一致・不一致」という言葉を聞きます。
しかし大阪ひだまり夫婦相談室では、価値観が違うこと自体を、すぐに夫婦の問題だとは考えていません。
育ってきた家庭も違えば、経験してきたことも違います。
考え方、感じ方、何を大切にするのかが違うのは、ある意味では当然です。
恋愛していた頃には、その「自分とは違うところ」に惹かれていたことさえあります。
ところが結婚すると、「夫婦なんだから同じように考えるべき」という期待が大きくなることがあります。
何もかも同じでなければならない関係の方が、むしろ息苦しいかもしれません。
大切なのは、違いをなくすことではなく、その違いをどう受け止めるかです。
カウンセリングでは、二人の価値観の違いを整理し、お二人に合った関係の形を一緒に考えていきます。
- 相手に不満を伝えると、いつも喧嘩になります。どうしたらいいですか?
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不満を言われれば、誰でも少し身構えます。
「自分を否定された」
「責められている」と感じた瞬間に、相手の心が閉じてしまうことがあります。
大切なのは、不満をそのままぶつけることではなく、その奥にある本当の気持ちを、相手が受け取りやすい形で伝えることです。
その方法の一つが「アサーション」です。
相手を責めるのでもなく、自分が我慢するのでもなく、自分の気持ちや希望を、相手が受け止めやすい形で伝えていきます。
最初の一言で相手の心を閉じさせてしまえば、本当に伝えたいことは届きません。
大阪ひだまり夫婦相談室では、相手の心に届きやすい伝え方を一緒に理解し、練習していきます。
目指すのは「不満のない夫婦」ではありません。
「不満があっても、喧嘩にせず伝えられる夫婦」です。
- 夫婦関係を改善するために、まず何から始めればいいですか?
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多くの方が、すでにご夫婦だけで何度も話し合ったり、いろいろな方法を試したりしています。
それでも関係がこじれてしまうと、素直な気持ちを伝えることさえ難しくなります。
相手がどう反応するか怖かったり、話をしたことでさらに傷ついたり、また喧嘩になったりするからです。
そのようなときは、二人だけで何とかしようとし続けるより、第三者である夫婦問題の専門家を入れることが有効です。
関係が非常に緊張している時期には、
「どう思ってるの?」
「これからどうするの?」
と二人だけで何度も答えを迫ることを、いったん控えていただく場合もあります。まず状況を落ち着かせ、話ができる状態を整える。
そして、必要なことを必要なタイミングで伝えていく。
大阪ひだまり夫婦相談室では、
「まず何をやめるのか」
「何から始めるのか」
を一緒に整理します。二人だけでは同じところをぐるぐる回ってしまうと感じたら、一度カウンセラーを間に入れてみてください。
- 夫婦関係が良くなってきたと判断する目安はありますか?
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あります。
大きな目安の一つは、「自分の心が以前より楽になってきたか」です。
夫婦関係が悪い状態では、相手の言葉や行動を必要以上に気にしたり、「何か隠しているのでは」「また傷つけられるのでは」と常に身構えてしまうことがあります。
関係が改善してくると、そうした緊張が少しずつ薄れていきます。
相手を過剰に疑わなくなる。
すぐに言い返さず、一度考えられるようになる。
以前より落ち着いて会話ができるようになる。「最近、前ほどしんどくないな」
そう感じられることも、大切な改善のサインです。
不信感が少し減った。
心が穏やかになった。
会話するときの緊張が減った。こうした日常の小さな変化を、私たちは大切にしています。




